2016年3月17日木曜日

肉のエリート「神戸牛」

「神戸牛」・・・・・・。
それは、恐らく誰もが一度は耳にしたことのある牛の名前。
三大和牛の一つで、素牛は兵庫県産但馬牛です。
そのなかでも、定められた基準(肉質や脂量)を超えた一部の牛だけが神戸牛と呼ばれます。
神戸牛は牛界のエリートと言っても過言ではありません。

なぜ、神戸牛はここまでブランド化したのでしょうか。それにはこのような話があります。

明治15年頃、神戸港が整備されると、関西の牛が船のデッキで横浜に送られるようになりました。送られる牛はほとんどが近江牛。それからどんどん神戸湾から横浜湾に送られるようになり、近江牛を食べた外国人たちの間で「おいしい」と評判になり、彼らは「神戸ビーフ」と呼ぶようになりました。
 「神戸から送られてくる牛はとてもおいしい」とのことで、近江牛でも神戸湾から来るものは神戸牛と言うようになり、神戸牛はトップブランドとなったわけです。


そんな神戸牛を食しに、127()、私は高級焼き肉店「BC」さんに行ってきました。



このお店の肉は、どれも上等なものばかり使用しているらしいです。
例えば私が、一番好きな「タン」。
牛の舌にあたる部位で、「コツコツ」「コリコリ」した歯ごたえのある触感、塩とレモン汁がマッチしあっさりとした味。考えるだけで、ヨダレが垂れそうです。



しかし、このお店の「タン」は少し違います。口に入れた瞬間、確かに素晴らしい歯ごたえはあるのですが、噛むたびに少しづつ溶けていくのです。そして、いつの間にか消えて無くなります。まるでマグロの大トロを食べているようでした。最初は、自分の口を疑いました。でも、本当に口の中で消えるのです。
私は、「こんなタン食べたことがない」と感動しました。

他にもカルビやハラミも食べました。



ハラミは噛むと跳ね返ってくるような弾力があり、口のなかでお肉がトランポリンしているようでした。味は脂身が少なく、食べやすかったです。
カルビは噛むたびに「ジュワジュワ」と肉汁があふれてきました。また、その肉汁とタレが言葉にできないくらいマッチしており、口の中はおいしさでいっぱいでした。


最後に少し珍品である、馬のハラミを食べました。



牛と違い、とても赤身の色が強く、サシ(白い部分)の色もはっきりしています。
 口に入れると、「スー」とメスが通るように、肉が柔らかく、とても繊細な触感でした。
また、味もとっても甘いんです。お酒のおつまみにはぴったしの一品だと思います。
私は、ハマってしまいました。

神戸牛はもちろん、馬などの肉も取り扱っているお店「BC」。


皆さんも、一度行ってみてはいかがでしょうか。

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