2016年2月13日土曜日

進化しつづける希望の光 『神戸ルミナリエ』

126日の日曜日、21回目を迎える神戸ルミナリエに行ってきました。

元町駅東口を出ると、そこは果てしなく続く大行列でした。私もさっそく、その行列に合流したのですが、なんだかテーマパークの人気アトラクションの行列にでも並んでいるかのような感覚になりました。そんなルミナリエ会場への特設ルートを並ぶこと約1時間……ついにルミナリエ通りの入口にたどり着きました。

私は昨年2014年のルミナリエも行っていたので、2014年作品と2015年作品を比較しながら、振り返っていきたいと思います♪



やっとの思いでたどり着いた、ルミナリエ通りの入口部分。


2014

2015

本年は、新たに屋根がつき、トンネルのような構造になっていました。4方向が光の壁で囲まれ、迫力がグレードアップ!まぶしいほどの光の強さに圧倒され、思わず息をのみました。ちなみに、本年からLED電球を100%使用しているようです。


そして、ルミナリエ通りはアーチがつづきます。

2014

2015

これはアーチ部分だけに限りませんが、昨年は上品な印象を、今年はファンシーな印象を個人的に受けました。果てしなくつづく光のアーチは、連年美しいです。


アーチを抜けると、東遊園地にたどり着きました。ここでは、大型作品が広がります。

2014

2015

これは、360度ぐるっと光で囲まれた巨大な作品です。どこから見ても美しく、幻想的な世界が繰り広げられています。中には募金スペースが設けられていて、11個のベルがつるされていました。大人も子供もそのベルめがけて100円玉を投げ、募金に参加していました。私も財布から100円玉を取り出し、ベルめがけていざ投擲!すると、「カーン」という音と同時に、ベルが小刻みに揺れ動きました。これはシンプルにうれしかったです。

また、噴水広場では、音楽に合わせた光のショーが行われていました。クラシックの音楽に合わせて噴水とともに光が踊りだし、時間を忘れて見入ってしまいました。
「昨年こんなの見なかったな」と、とても感動したので、帰って調べてみると……この光のショーはルミナリエ開催以降、本年が初めての試みだったそうです。
あの感動は、きっといつまでも忘れないだろうと思えるほど、すごいものでした。


『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催されました。以来、震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催されています。

ルミナリエの開催期間は、毎年10日ほど。それでも毎年300万人を軽く超えるほどの人が訪れています。寒い中、これだけ多くの人が来場する神戸ルミナリエには、それだけの魅力があります。毎年進化しつづける神戸ルミナリエ。来年はどんなルミナリエが待っているのか、今から楽しみです♪











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