JR神戸駅から歩いて5分のところにある、神戸ハーバーランドumie(ウミエ)。
今そこで、とあるイベントが行われています。
「神戸ハーバーランドアイススケートリンク umie(ウミエ)アイスマリーナ」
このイベントは、神戸開港150年記念事業のプレイベントとして、冬でもみなとの賑わいを創出することが目的に行われているものです。
1868年の神戸開港時、神戸港は兵庫港と呼ばれ、開港後は諸外国からの輸入や、外国人が移住できるための外国人居留地などができたそうです。
1892年に、神戸港と名前を改め、人・モノ・情報が行き交う拠点として、また国際貿易港として賑わいをみせていたそうです。当時の賑わいは、昼間が中心だったかも知れませんが、夜にその賑わいを体験できるなんて、現代ならではですよね。
今回のイベントは、本物の氷を使用したアイススケートリンクを誰でも気軽に楽しめるものとなっています。親子やカップル、友達などで滑るのがオススメだそうです。
特設スケートリンクは、モザイクと呼ばれる施設の海側の高浜岸壁に作られました。昼間は太陽の光を受け、キラキラと波打つ海を見ながら滑ることができますし、夜になるとポートタワーや海洋博物館、大観覧車などもライトアップされているのを見ながら滑れます。雨の日は中止なのですが、私が行った日は小雨で、あまり降っておらず、リンクにさほど影響が出ていないため滑ることができました！
じゃん！
スケート靴を生まれて初めて履きました～。ここでスケートをする際の注意事項が一つあって、「必ず5本指の手袋を着用してください」とのことでした。もしその時手袋を持っていない場合でも、その場で100円で販売していますので、安心してください。
早速滑ってみました！
リンク上で携帯を出すことが、禁止されていたのであまり滑っている写真はないのですが、最初は周囲の柵を持ちながらでないと移動することさえできませんでした。子どもたちが4～5人ほどいたのですがその子たちはスケートを習いにいっている子たちのようで……すごくきれいに滑っていました。それに比べ、私はようやく手を放して滑れるようになった！と喜んでいると……“つるん！”と見事に転びました。すると子どもたちのひとりに「滑る時は、下向いて不安がって、滑っちゃだめなんだよ！上向いて堂々と滑ったら楽しいよ！」と、言われました。そこで、言われた通りに上を向いて滑ってみることにしました。そうしたら……！上を向いて滑っている方が、下を向いているときよりも、滑りやすかったです！「恐るべし、子どものアドバイス！」と思いました。私がスケートをし始めたのは、午後2時頃からだったのですが、気づけばいつの間にか、辺りは真っ暗に。すると……
スケートリンクが光に包まれ、昼間には見ることのできない、スケートリンクが現れました。音楽も流れていたのですが洋楽を始め、『アナと雪の女王』の『Let it go』が、流れたりと子どもから大人まで楽しめるような配慮がされていました。ライトアップされているなか、滑れるようになったと少し得意げに滑っていると、再びつるん！と滑り、氷の上で尻もちをつきました（笑）。
一緒に滑っていた子は身体能力が高く、コツをしっかりとつかんでいたようで、転ぶこともなく、気持ちよさそうに滑っていました。
滑るのに少し疲れて、休憩をしようとリンクを降りると、何やらテレビカメラのようなものが……
少し分かりづらいかもしれませんが、写真右側に3人ぐらい人がいます。その人達はなんとテレビ関係者でした！まさか目の前でテレビの撮影が始まるなんて、思ってもみませんでした。テレビ局は兵庫県でしか見ることのできないサンテレビさんで、リポートしていたのは松竹芸能所属のこしきさやかさん。私はこしきさんと一緒に、少し滑ったのですが、こしきさんはすごく上達が早くすぐに上を向いて堂々と滑っていました。芸能人とは知らずに、「すごい上手ですね！」と話しかけると、「ほんとですか！？ありがとうございます！でも、初めてなんでまだまだですけど」と返していただけました。今思うと、あの時私は芸能人と話していたんだなあとしみじみ思います。その後、こしきさんが少し滑っている映像を撮影し、スケートリンクの入口でインタビューが、行われていました。すごいところに遭遇できたのだと、少し誇らしく思いました。
その後、最後にもうひと滑りと思い、リンクにあがり滑っていると、この日一番の豪快な尻もちをつきました。つく前に体が少しの間宙に浮いたのが、わかるくらい大胆にこけました。でも、こけても笑っていられるようなこのスケートリンクにくることができてよかったと思いました。来年もぜひとりおこなってほしいなと思っています！
最後になりましたがアイスマリーナの詳細です。
神戸ハーバーランドHP
滑れても滑れなくても楽しいので是非皆さんも行ってみてください！
こしきさやかさん
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