2016年2月28日日曜日

元町映画館①

1896年にエジソンが発明したネストコープ(キネトスコープとは、今のようにスクリーンに映像を投影するものではなく、箱の中のフイルムをのぞき窓から見るもの)が神戸に上陸した。
その年に日本で初めて映画が一般化されたのを記念して、1965年に日本映画連合会が121日を映画の日として制定された。

その後、阪神大震災により甚大な被害を受けていた神戸市長田区では、復興と新たな街づくりが進められ、新長田には「神戸映画資料館」というものも設立されている。

また、メリケンパークには映画発祥の地を記念した石碑がある。窓のように石碑の真ん中を四角に切り抜いてあり、向こうに見える景色がスクリーンに映る映画のように思わせてくれる。


今回は、神戸港のシンボル「ポートタワー」の勇姿を臨む元町商店街にある映画館に、スポットをあててみた。

元町映画館は、映画ファンの方々の手によってつくられた映画館である。ミニシアターが減り続ける神戸で、「地元のファンに、多様な映画を見る機会を少しでも増やしたい」という想いからこの計画は始まったそうだ。

今回は、神戸港のシンボル「ポートタワー」の勇姿を臨む元町商店街にある映画館に、スポットをあててみる。


元町映画館を訪れるのは今回が初めてだ。ミニシアター……手作り映画館……ときいても正直パッと想像がつかなかった。一体どんな映画館が待っているのだろう……と期待を膨らませながら足を運んだ。

JR・阪神電車「元町」駅西口より、南西へ歩くと徒歩6分で着くことができるのでそちらの交通手段をおすすめ。

商店街で屋根があるので、雨の日でも安心だ。

私は三ノ宮センター街をひたすらまっすぐ歩くという行き方をしたので、到着まで少し時間がかかってしまった。やっと元町映画館にたどり着いたものの、注意深く探さなければ見つけられないくらい、商店街に溶け込んでいる外観だった。


想像していた以上に他の映画館と比べると小さい印象を受けた。落ち着いているという言葉がこの映画館に似合うと思った。

 中はどんな風になっているんだろう?次回をお楽しみに!

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