2016年2月13日土曜日

ルミナリエの「ガレリアコペルタ」と「スパリエーラ」

2015124日から13日まで神戸で開催されたルミナリエに行ってきました。

私は最終日の13日に行ってきたのですが、去年は344万人来場したらしく、混雑していると思ったのですが、思っていたより人も少なく雨も降らなかったのでよかったです。

夕方の4時ごろに三宮駅に到着し、少しあたりをぶらぶらしてから会場に向かったのですが、初めてのルミナリエで場所がわからず、イルミネーションのゴール地点である東遊園地に行ってしまいました……。

気を取り直してスタート地点に行き大勢の人と、ぞろぞろ歩きながらルミナリエを目指しました。

混雑を避けるためなのか、かなり遠回りしたり迂回したりしましたが、道の両側の街路樹にもイルミネーションがあって楽しみながら歩くことができました。


写真は行き道の途中にある大丸と街路樹です。

ここにもイルミネーションがされていて、いつもテレビで見るところだけでなく、開催地に向かいながらも楽しめる工夫がされていると思いました。

そうして15~20分ぐらい歩くと、突然、普通のイルミネーションに比べて、かなり派手で明るい光が見えてきました。
最初に、場所を間違えたこともあり、「ようやく(やっと)ルミナリエの会場に到着した」と思いました。

今年のルミナリエは少し規模が縮小され、期間も2日短かったようですが、その代わりに新しいデザインが取り入れられていたり、電球が全てLEDに変更されていたりしたそうです。

私の目に1番最初に目に入ってきたのは……



今年の新しいデザインである、屋根付きの回廊「ガレリアコペルタ」です。
これは日本初登場だそうです。
とても明るい光で、中をくぐると地面をのぞく全てがが光に囲まれました。
まるで昼間のように辺りが照らされているような感覚でした。
でも、ギラギラとした明るさではなく、色が落ち着いていて「上品やわ」と私は感じました。

この「ガレリアコペルタ」が入口となり、メイン会場に向けて光のトンネルを歩いていきました。



この写真はメイン会場です。
これは「スパリエーラ」といって、デザインが毎年違っているそうです。
ここは円形になっていて、人がごった返していました。
なかに入ると、360°撮影できるカメラで写真を撮っている人がいたり、ここが一番混んでいるように感じました。
しかし、近づいてみると、中からもデザインを見て楽しめることがわかり、「人気なんだなあ」と思いました。
もちろん、外に出て少し離れて見ても綺麗でした。

写真奥の丸いドームは募金の場所なのですが、たどり着くのに一苦労でした。

このルミナリエは、ただのイルミネーションのイベントではありません。
元々は阪神淡路大震災の被災者への追悼の目的で1995年から毎年12月に開催されています。
しかし、2005年に震災復興関連の補助金が終了し、企業からの協賛金も減少した影響で、2005年と2006年には赤字を出してしまったそうです。
2007年からは開催期間を短縮し、会場内で「1人100円募金」を開始し、来場者に、翌年の開催のための募金を呼びかけています。

ルミナリエの開催が危ぶまれているというのは毎年この時期になるとニュースなどで報道されていたので知っていましたが、実際行ってみるとあちこちで募金活動をして、多くの人がその前を素通りしていました。

私はメイン会場で100円募金をしました。
金額的には少ないですが、大勢の人の気持ちが集まってこの先のルミナリエにつながっているんだと感じました。
来年も再来年も阪神淡路大震災を風化させないためにもずっと開催し続けてほしいと思います。

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