2016年2月20日土曜日

猫まみれ展②

「猫まみれ展」で展示されていたたくさんの作品の中で私が気に入った作品を3つ紹介します!



まず一つ目は……




歌川国芳の作品「猫の百面相」です。
川国芳は、幕末に活躍した浮世絵師です。そのユニークな画風から、「奇想の絵師」などと呼ばれ、近年再評価の気運が高まり、広い世代の人気を集めています。
また、歌川国芳さんは猫好きで常に猫を飼っていたそうです。
歌川作品を見て、私は我が家で飼っている猫を思い出しました。
私の実家の猫も、怒っている時や鳴いている時に様々な表情を見せてくれます。特に、猫のおもちゃで遊んでいる時に、目がまんまるになる表情が私は好きです。猫にもいろんな表情があって愛しく思えました。

二つ目の作品は……

同じく、歌川国芳の作品「山海めでたいづえ はやくきめたい」です。
モデルとなった人物は国芳の娘だといわれています。
「はやくきめたいは猫の香箱座りを、嫁入り道具の香箱とかけた作品で、運命の人をはやくきめたいという女性の姿を描いています。
今も昔も変わらない女性の恋にかけた作品は、とても魅力的に感じます。猫の香箱座りを、嫁入り道具とかけることは、猫好きならではの作品になっていると思いました。深い意味が込められている、猫への愛情を感じる作品です。

そして最後は


歌川国利の作品「しんぱんねこ尽」です。
歌川国利は、明治時代の浮世絵師です。よく見るとところどころに文字が描かれています。右下になんと「まめ」と描かれていました。飼い猫の名前が描いてあり嬉しくなりました。また、猫の柄が統一されており、一体感を感じ描写が綺麗だと思いました。「これこそ猫まみれだ!」と思わせるほど猫でまみれています。

ここまで展示されていた作品を元に感想を書いてきましたが、写真撮影が禁止されている美術館でなぜ私が写真を持っているのか……


実は嬉しいことに、一部作品がポストカードとなって発売されているのです!嬉しくなって色々購入してしまいました。

今回は「神戸ゆかりの美術館」に訪れましたが、次は「神戸ファッション美術館」にも行ってみたいと思いました。



「猫まみれ亭」は2016122日から327日にかけて開催されています。開館時間は午前10時から午後6時。毎週水曜日は休館日です。入場料は一般800(600)、高大生600(400)、小中生400(200)( )内は20名以上の団体料金。

猫好きのみなさん!また猫より犬派のみなさんも、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。猫にまみれてみると、その魅力のトリコになるかもしれません。





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